なぜ知財部(曖昧表現)を選んだのか

まず私は博士課程で研究室と分野を変えたことで、有機化学や高分子化学、生化学+αという幅広い知識を有しているだろう、と評価され今の会社に採用されました。

(あとは職務をする上で、女性の方が注意力がきめ細かいとか人当たりが良かったとかもあとから聞いたりw

 

新卒のような感じで特許事務所に入った訳ですが、入社するまでに考えてみた特許事務所のメリットと入ってみて感じたメリットを書いてみます。

★国家資格を取れば一生の職となる可能性がある。つまりは、定年がない。

・・・でも最近は一般の定年年齢が引き上げられていて、資格職のうまみが減っているけど

★今まで学んできた科学的素養を活かせる。論理的に相手に説明する力もそっくりそのまま使える。むしろ(!)お金をもらいつつ、論理的文章を書く力を育ててもらえる(イメージは研究室で教員にポスターとか論文直してもらうような感じ。ひたすらこれをやって自分の文章力や構成力という技術を高めていく。技術的内容についてもディスカッションしてもらえるから楽しい

★研究者さんや発明者さんと直々に話せる機会がある

★転勤がない、わんちゃんリモートワークが可能

★日本の特許取得数はそんなに多くなくて、めっちゃ仕事あるわけでないけど、日本がものづくり国家である限り無くならない職とは思う。

★特許明細書をいじいじするだけでなく、知財コンサルや大学で知財を教える教員という道もある。

★事実と自分の考え(これで正しいですか?こういうことですか?どういうことですか?)を分けて物事を考えられるようになる。客観視がうまくなる。これは実生活にも使える

★初めてがっつり法律を学ぶ機会を得られる!

 

自分は、例えばメーカーに勤めて希望する部署に行けないだとか、地方に飛ばされるとかは絶対無理だし、といって科学的な職から離れたくないなあ〜。ん、話聞いてみると特許事務所なら自分の希望にぴったりで、能力をこれからも貪欲に高めていけそうだから知財事務所だ!!!!もうここしかない!!!と決断しました。

 

また思いついたら書きます!