この職に向いている人(暫定ver

年が明けてもう一週間ですね、今年も頑張りましょう。

 

暇な時間、知財職へ向いてる性格を考えてみた 。もし知財業界を考えている方で当てはまる項目が多い方は自信を持って飛び込んで!

・好奇心が人よりもある(気がする

・一人が好き、孤独も大丈夫

・考えるのが好き

・正確性を自分から追い求められる

・物事にも、時々自分にも批判的になれる

・自分への批判を受け入れられる

 ・細かい作業にも向き合える

・ちょっとした野心家

・他人に気遣える(結局はサービス業なので、気遣い出来るところにお客様がついてくれる

・計画的(法定期限あるから

・学ぶことが嫌いじゃない(自分の専門外も年齢が下の人からも学ぶこともあるかも

 

どうでしょか?また思いついたら書きます。

なぜ知財部(曖昧表現)を選んだのか

まず私は博士課程で研究室と分野を変えたことで、有機化学や高分子化学、生化学+αという幅広い知識を有しているだろう、と評価され今の会社に採用されました。

(あとは職務をする上で、女性の方が注意力がきめ細かいとか人当たりが良かったとかもあとから聞いたりw

 

新卒のような感じで特許事務所に入った訳ですが、入社するまでに考えてみた特許事務所のメリットと入ってみて感じたメリットを書いてみます。

★国家資格を取れば一生の職となる可能性がある。つまりは、定年がない。

・・・でも最近は一般の定年年齢が引き上げられていて、資格職のうまみが減っているけど

★今まで学んできた科学的素養を活かせる。論理的に相手に説明する力もそっくりそのまま使える。むしろ(!)お金をもらいつつ、論理的文章を書く力を育ててもらえる(イメージは研究室で教員にポスターとか論文直してもらうような感じ。ひたすらこれをやって自分の文章力や構成力という技術を高めていく。技術的内容についてもディスカッションしてもらえるから楽しい

★研究者さんや発明者さんと直々に話せる機会がある

★転勤がない、わんちゃんリモートワークが可能

★日本の特許取得数はそんなに多くなくて、めっちゃ仕事あるわけでないけど、日本がものづくり国家である限り無くならない職とは思う。

★特許明細書をいじいじするだけでなく、知財コンサルや大学で知財を教える教員という道もある。

★事実と自分の考え(これで正しいですか?こういうことですか?どういうことですか?)を分けて物事を考えられるようになる。客観視がうまくなる。これは実生活にも使える

★初めてがっつり法律を学ぶ機会を得られる!

 

自分は、例えばメーカーに勤めて希望する部署に行けないだとか、地方に飛ばされるとかは絶対無理だし、といって科学的な職から離れたくないなあ〜。ん、話聞いてみると特許事務所なら自分の希望にぴったりで、能力をこれからも貪欲に高めていけそうだから知財事務所だ!!!!もうここしかない!!!と決断しました。

 

また思いついたら書きます!

最近、、、の夢?

最近考えていることー、

・仕事で前日よりも少しでも飛躍したい

・仕事中、夢の世界へ行く時間を減らしたい(頭すっきりするなら寝てもいいよとは言われている)

・せっかく面白い分野にいるので記事量産して、ブログの収益化ェ

・会社の知財部を大きくしたい、盛り上げ隊

・私がばーちゃんになったとき、知財カフェを開きたいw

WiFi充電無料、知財コンサルや人生相談可、猫も生息、めっちゃふかふかな椅子、わいはリモートワークで仕事してる

今日の業務内容

今日の業務では、PCT国際出願事前審査の見解が返ってきていたので、あれこれ思料しておりました。

 

もう少し詳しく説明すると、

本願請求範囲の一部に、新規性と進歩性がないと認定されたため、その補正の内容を考えて正式書類にしていました。

この書類をもって34条補正を行います。いわゆる通常の拒絶通知書などではなくて、してもしなくてもいい事前審査なので(?)、審査官の文面がとても親切ですw

どう補正すればいいかもほぼ載っているので、こちらの対応はとても楽です。

 

あとは通常国内出願において、最後の拒絶理由通知で進歩性(特29条2項)の要件を満たさないよ、と言われたのでその対応です〜。

特許化する最後のチャンスであるので、行える補正も限定的です。

そんな中で、請求項も、課題とその解決法も、実施例も…全てひと繋がりの技術ですよ!って審査官に伝えるのが意外と難しい気がします。

今年一年、私の時系列

1月

アカハラで研究室に行けず数か月寝込む。40度近くの謎の発熱が1週間つづく

・誘ってもらった塾の添削バイトに登録

・博士課程中退を経験したボルボラさんの助言でリクナビNEXTに登録

国家公務員試験の勉強継続

 

2月

・パソコンが壊れてしまったので、バイト代でハイスペックゲーミングパソコンを組んだ

・お金を稼げるようになってメンタルが少し回復した

・ぼちぼち新卒就活の準備

 

3月~5月

・怒涛の新卒就活、めっちゃ忙しい。内定をメーカーから貰うも行きたくないところで(失礼)、リクナビNEXTに賭ける

うちで知財業務をやってみませんか、と声がかかる(実は2回目)

・複数回面接をしてもらう

 

6月

・内定をもらう

・最後の夏休みを2ヶ月もらう

知的財産管理技能検定3級のテキスト(200円)をBOOKOFFで買い、自主勉を始める。

 

7月

・大学院中退のための相談を大学院教務課にする

・予備校LECに話を聞きに行く

 

8月

・LEC登録、弁理士試験勉強開始

・大学院中退

・研究室から荷物を運ぶ

・会社入る、楽しい

 

9月

・給料をもらえてメンタルが安定してくる。

・自分は大学院の屋号がなくなって社会の駒になったんだなと感じた

 

10月

・実家が無理になって親せきの家に住む

・彼氏と別れるw

・自分の誕生日

 

11月

・家のことが無理すぎて病む

 

12月

横流しの処方薬が私の誕生日プレゼントとして郵送で届く

・郵便を使って、私が小学生の時に勝手に入れられた宗教から脱退する

・まわりの宗教関係のおばちゃんにも、もう接触しないでくださいとの手紙を送る

・研究室の教授に決死の思いでサインをもらい、弁理士選択科目免除のための書類郵送

 

 

身から問題をそぎ落としまくって、自分の問題をコンパクトにできた1年でした。

(去年のほうが実際大学院の中にいて、メンタルが不安定になっていて嫌でした。)

 

今抱えている問題は、弁理士試験勉強とパートナーほしいwと親との関係修復かな?

 

そういえば親友に、「全部自力で乗り越えるところが私の凄いところだよね」って言って貰えて、確かにそこは強みかもしれないなっと思えました。

業務内容について

会社に入って3か月が過ぎようとしていますが、これまでに10件ほどの中間処理を終えました。

 

中間処理というのは、

・拒絶理由通知(このままじゃ特許になりません、という特許庁からのお達し)を貰ったけど対応策がまとまらないので、応答期限を伸ばすための特許庁への事務的手続き(発明者さんに同意を得ることも重要)

・拒絶理由通知書の内容を吟味して、対応策をまとめる。(本願特許明細書も引用文献も読み込まなくちゃいけない。

・拒絶理由書への対応策が決まったら拒絶理由を送ってきた特許庁へ、意見書や補正書を送る(Jplate_patというHP上で誰もが私の作った文章を見ることができますw自分からは公開しないけど

弁理士さんから技術的相談を受けたりw

有機化学と分析化学について聞かれた

 

これら中間処理をやるにも、技術内容の正しい理解だったり、相手が不快にならない文章の書き方だったり、特許法に則した対応策をとる、だったり三本柱が要求されている気がします。

日々修行です。

初心

記事を書く気力がない日もある、それが今日!

上司に言われて心に残っていることをいくつか。

 

・発明者の視点から離れる、技術内容の正しい理解は発明者のみ

・お客様を審査してはいけない

・査定を覆せそうになくてもお客様に寄り添い続ける

・法律に則したコメントをすることももちろんだけど、滞りなく法的手続きを完了することも同じくらい大事

・この資格はプロがプロを相手に、プロの仕事をすることを求められる。弁護士とはまた違う

・社内でミスる分にはいくらでもOK

・(なんか色々身につくので頑張れば)終身の財産となる

 

これを見て、どんな感想を持ちましたか?気になる

思い出したらまた書きます。